あなたは「ガスの元栓がどこにあるかわからない」と困ったことはありませんか?結論、ガスの元栓は住居タイプやガス機器によって設置場所が異なります。この記事を読むことで、ガス元栓の場所や正しい扱い方がわかるようになりますよ。ぜひ最後まで読んでください。
Contents
1.ガス元栓の基本知識

ガス元栓とは何か
ガス元栓とは、ガス機器へのガス供給を開閉するための栓のことを指します。
各ガス機器の近くに設置されており、ガスの流れをコントロールする重要な役割を担っています。
通常は黒色のつまみがついており、つまみの向きを変えることでガスの供給を制御できる仕組みとなっています。
ガス元栓とガス栓の違い
ガス元栓とガス栓は厳密には異なる部分を指しますが、日常会話では同じ意味で使われることが多いです。
ガス栓は個別のガス機器に付いている栓を指し、元栓はガス管の根元にある主要な栓を指すことが一般的です。
ただし、実際の使用場面ではこれらを区別せず「元栓」と呼ぶケースがほとんどです。
ガス元栓を知っておくべき理由
ガス元栓の位置を把握しておくことは、安全面で非常に重要です。
地震などの緊急時にすぐに元栓を閉められることで、二次災害を防ぐことができます。
また、長期不在時や機器の点検・修理時にも元栓の開閉が必要になるため、日頃から場所を確認しておくことが大切です。
2.住居タイプ別のガス元栓の場所

戸建て住宅のガス元栓の場所
戸建て住宅の場合、ガスボンベが設置されている建物の外側にメインの元栓があります。
ボンベのバルブを閉めることで、家全体のガス供給を遮断することが可能です。
バルブは時計回り(右回し)に回すことで閉まる仕組みになっています。
また、室内の各ガス機器付近にも個別の元栓が設置されており、機器ごとにガスの供給を制御できます。
マンションのガス元栓の場所
マンションでは、玄関近くのメーターボックス内にガス元栓が設置されていることがほとんどです。
メーターボックスは玄関脇や共用通路沿いに設けられており、扉を開けるとガスメーターと一緒にレバー状の元栓が見つかります。
室内にも各ガス機器の近くに個別の元栓があり、キッチンやお風呂場のガス機器付近に小さな開閉バルブが設置されています。
アパートのガス元栓の場所
アパートの場合も、玄関近くのメーターボックス内に元栓があるケースが一般的です。
電気や水道、ガスメーターがひとまとめになっている小さな扉付きのスペースで、玄関脇や共用通路沿いに配置されています。
ボックスを開けると、ガスメーターと一緒にレバー状の元栓があり、それを閉じることでガス供給を遮断できます。
室内のキッチンやお風呂場のガス機器付近にも、個別の元栓が設置されています。
3.ガス機器別の元栓の位置

キッチンコンロのガス元栓の位置
テーブルコンロの場合、コンロの後ろか横の壁に黒いコック式の栓が付いていることが多いです。
ガスホースがその栓からコンロ本体に伸びているため、キッチンの壁に近い部分を見渡すと比較的簡単に見つかります。
ビルトインコンロやシステムキッチンの場合は、収納スペースの奥に元栓が隠れていることがあります。
キャビネットの扉を開けて内部を確認すると、ガスホースと一緒に元栓が見つかるでしょう。
給湯器のガス元栓の位置
給湯器の元栓は、給湯器本体のすぐ下や横に設置されているのが一般的です。
マンションやアパートの場合、パイプスペースやベランダのカバー内に設けられていることが多く、扉を開けて確認する必要があります。
戸建て住宅では、屋外の給湯器本体のすぐ下や側面に、黄色や赤のつまみが付いた栓が見つかるはずです。
給湯器用の元栓はやや高い位置にあることもあるため、脚立が必要な場合もあります。
ガスファンヒーターのガス元栓の位置
ガスファンヒーターの元栓は、機器を設置する壁面に専用のガス栓が取り付けられています。
通常は床から30〜50cm程度の高さの壁面にあり、ファンヒーター本体の背面付近に位置しています。
ガスコードでファンヒーターと接続する際に使用する栓なので、機器の背面を確認すると見つけやすいでしょう。
4.ガス元栓の正しい開閉方法

ガス元栓の開け方と確認方法
ガス元栓を開ける際は、つまみを下に押しながら反時計回り(左回り)に止まるまで回します。
開いた状態では、つまみがガス管と平行(縦向き)になります。
全開にすることが重要で、中途半端な開け方は危険なため避けましょう。
開栓後は、ガス機器が正常に点火するかを確認してください。
ガス元栓の閉め方と注意点
ガス元栓を閉める際は、つまみを時計回り(右回り)に止まるまで回します。
閉まった状態では、つまみがガス管と直角(横向き)になります。
押しながら回すタイプの元栓もあるため、元栓の種類に応じた操作が必要です。
完全に閉めることが大切で、半開きの状態では安全性が確保できません。
固くて回らない場合の対処法
長期間開けたままの元栓は、固着して回らなくなることがあります。
無理に力を入れて回そうとすると破損の恐れがあるため、注意が必要です。
固くて回らない場合は、ガス会社に連絡して点検や修理を依頼しましょう。
定期的に元栓を開閉することで、固着を防ぐことができます。
5.ガス元栓を閉めるべきタイミング

長期不在時の元栓管理
旅行や出張で数日以上家を空ける場合は、ガスの元栓を閉めることが推奨されます。
長期不在中のガス漏れや万が一の事故を防ぐため、安全対策として有効です。
外出前には、すべてのガス機器の元栓を確認し、確実に閉まっていることをチェックしましょう。
可能であれば、メーターボックスのメインの元栓も閉めておくとより安心です。
地震など緊急時の対応
震度5相当以上の地震が発生すると、ガスメーターが自動的にガスを遮断します。
地震で大きく揺れている最中は、転倒ややけどの危険があるため、無理に火に近づかないようにしてください。
揺れがおさまったら、ガス機器の元栓を閉め、ガスの臭いがしないか確認します。
ガスの臭いがする場合は、換気扇や電気のスイッチに触れず、窓を開けて換気し、すぐにガス会社に連絡してください。
避難する際は、すべてのガス機器の元栓、ガスメーターの元栓、容器バルブを閉めてから避難しましょう。
日常的に元栓を閉める必要性
日常的に毎回元栓を閉める必要はありませんが、閉めるほうがより安全です。
近年のガス栓にはヒューズガス栓という安全機能が備わっており、ゴム管が外れた場合などに自動でガスを遮断します。
ただし、ガス機器を使用しない時間が長い場合は閉めることが望ましいでしょう。
頻繁な開閉は元栓の劣化を早める可能性もあるため、「閉めるべきときだけ閉める」というバランスが大切です。
まとめ
この記事では、ガス元栓の場所や正しい扱い方について解説しました。重要なポイントをおさらいしましょう。
- ガス元栓は住居タイプによって設置場所が異なる(戸建ては屋外、マンション・アパートはメーターボックス内)
- 各ガス機器の近くにも個別の元栓が設置されている
- 元栓を開けるときは反時計回り、閉めるときは時計回りに回す
- 開閉時は必ず全開または完全に閉めることが重要
- 長期不在時や地震などの緊急時は元栓を閉める
- 日常的には開けたままでも問題ないが、使用しない時は閉めるほうが安全
- 震度5以上の地震ではガスメーターが自動で遮断する
- ガス臭がする場合は火気厳禁で、換気してガス会社に連絡する
ガス元栓の位置と正しい扱い方を知っておくことで、日常生活の安全性が高まります。今すぐご自宅のガス元栓の位置を確認し、いざという時に備えておきましょう。
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