あなたは「サニーガーデンEXの利率って実際どうなの?」と疑問に思ったことはありませんか?結論、サニーガーデンEXは積立利率が10年間固定される外貨建て保険で、現在の利率は米ドルで4%前後となっています。この記事を読むことでサニーガーデンの利率の仕組みや選び方、注意点がわかるようになりますよ。ぜひ最後まで読んでください。
1.サニー ガーデン 利率の基本情報

サニーガーデンEXとは何か
サニーガーデンEXは、メットライフ生命が販売する積立利率変動型一時払終身保険です。
正式名称は「積立利率変動型一時払終身保険(15)」で、外貨建ての一時払保険として多くの方に選ばれています。
この保険の最大の特徴は、海外の金利を活用して資産運用ができる点にあります。
契約年齢は0歳から満100歳まで、被保険者年齢は0歳から満85歳まで対応しており、幅広い年齢層が加入可能です。
運用通貨は米ドルまたは豪ドルから選択でき、最低保険料は30,000ドル(米ドルまたは豪ドル)となっています。
健康状態に関する告知が不要なため、健康に不安がある方でも加入しやすいのが魅力です。
保険期間は終身で、一生涯の死亡保障と貯蓄機能を兼ね備えています。
ただし、支払った保険料に上乗せされる死亡保険金はなく、基本保険金額(一時払保険料相当額)が最低保証される仕組みです。
積立利率の仕組みと10年保証
積立利率とは、積立金に付利される利率のことで、サニーガーデンEXでは毎月1日と16日に設定されます。
契約時に決定した積立利率が10年間保証される点が、この商品の最大の魅力です。
つまり、契約後10年間は市場環境がどのように変動しても、当初の積立利率で運用が続けられます。
10年経過後は積立利率が見直され、その時点の市場金利に応じて新たな利率が適用されます。
この仕組みにより、金利変動リスクを一定期間回避しながら、比較的高い利率での運用が可能になります。
例えば、積立利率4.3%で契約した場合、10年間はこの利率が保証されるため、計画的な資産形成ができます。
積立利率は外貨ベースでの利率であることに注意が必要です。
円換算した場合の実際の受取額は、為替レートの影響を受けるため、契約時と解約時の為替相場の変動を考慮する必要があります。
米ドルと豪ドルの利率の違い
サニーガーデンEXでは、米ドルと豪ドルの2つの通貨から運用通貨を選択できます。
一般的に米ドルの方が積立利率は高く設定される傾向にあります。
これは各国の金融政策や市場金利の違いによるものです。
過去のデータを見ると、米ドルの積立利率が4%台であるのに対し、豪ドルはやや低めに設定されることが多くなっています。
ただし、利率だけでなく為替変動リスクも考慮する必要があります。
米ドルは世界の基軸通貨として安定性が高い一方、豪ドルは資源国通貨として値動きが大きくなる傾向があります。
通貨選択では、利率の高さだけでなく、将来の為替見通しや分散投資の観点も重要です。
既に米ドル資産を多く保有している方は、豪ドルを選択することでリスク分散を図ることもできます。
実質利回りと積立利率の違い
積立利率と実質利回りは異なる概念であり、この違いを理解することが非常に重要です。
積立利率は保険会社が積立金に付利する利率ですが、実質利回りは実際に資産がどれだけ増えるかを示す数値です。
実質利回りは、一時払保険料に対して10年後の契約応当日までに受け取った定期支払金の累計額と積立金の合計が、どれだけ増えたかを示します。
例えば、積立利率4.3%の場合でも、保険関係費用や解約控除などが差し引かれるため、実質利回りは3.5%程度になることがあります。
サニーガーデンEXは積立利率と実質利回りがほぼ同じ数字に設定されている点で、他の保険商品より透明性が高いと評価されています。
設計書を確認する際は、積立利率だけでなく10年後の解約返戻金の金額と返戻率を必ずチェックしましょう。
例えば、10万ドルを預けた場合、10年後に15万ドルになれば実質的に50%増えたことになり、年率で計算すると約4.1%の運用になります。
この実質利回りをもとに他の金融商品と比較することで、本当にお得かどうかを判断できます。
2.サニー ガーデンの利率推移と現在の利率

最新の積立利率情報
2025年現在、サニーガーデンEXの積立利率は米ドルで約4%前後の水準となっています。
積立利率は市場金利の動向に応じて半月ごとに見直されるため、契約のタイミングによって適用される利率が異なります。
契約時に決定した積立利率が10年間適用されるため、金利が高いタイミングでの契約が有利です。
最新の積立利率を知りたい場合は、メットライフ生命の公式サイトや取扱金融機関に問い合わせることをおすすめします。
積立金増加コースと定期支払コースでは、わずかに積立利率が異なる場合があります。
定期支払コースの方が若干低めに設定されることが一般的です。
米国の政策金利の動向が、サニーガーデンEXの積立利率に大きく影響します。
近年は米国の利上げ局面が続いたため、サニーガーデンEXの積立利率も上昇傾向にありました。
過去の利率推移と変動パターン
サニーガーデンEXの積立利率は、過去数年間で大きく変動してきました。
2022年11月時点では米ドルで約4.16%、2023年3月には4.31%まで上昇しました。
2020年代前半は低金利環境が続き、積立利率は2%台から3%台前半で推移していました。
しかし、2022年以降の米国の利上げに伴い、積立利率は4%台まで上昇しました。
過去のデータを見ると、積立利率は市場金利の動向に連動して変動する傾向が明確に見られます。
FRB(米連邦準備制度理事会)の政策金利の変更後、数ヶ月以内に保険会社の積立利率も追随する形で見直されます。
金利上昇局面では積立利率も高くなる傾向があり、契約のタイミングが重要です。
逆に金利低下局面では積立利率も下がる可能性があるため、将来の金利動向を予測することが難しい点に注意が必要です。
利率が更改されるタイミング
サニーガーデンEXの積立利率は、契約後10年ごとに更改されます。
10年目の契約応当日に、その時点の市場金利に基づいた新しい積立利率が適用されます。
更改時の積立利率は、契約時よりも高くなる場合もあれば、低くなる場合もあります。
これは10年後の金融市場の状況によって決まるため、事前に予測することはできません。
10年間は当初の積立利率が保証されるため、短期的な金利変動の影響は受けません。
ただし、10年経過時点では市場環境に応じて利率が見直されることを理解しておく必要があります。
解約を検討する場合は、利率更改のタイミングを考慮することが重要です。
特に、更改後の利率が大幅に下がることが予想される場合は、更改前に解約や減額を検討することも一つの選択肢です。
10年後の返戻率シミュレーション
実際の返戻率をシミュレーションすることで、サニーガーデンEXの運用効果を具体的に理解できます。
例えば、米ドルで10万ドルを一時払保険料として契約し、積立利率4.16%(積立金増加コース)の場合を見てみましょう。
10年後の解約返戻金は約15万6,480ドルとなり、返戻率は156%に達します。
これは外貨ベースでの計算であり、実際の円換算額は為替レートによって変動します。
年次ごとの返戻率の推移は以下のようになります。
- 1年後:94%(約94,260ドル)
- 3年後:105%(約105,600ドル)
- 5年後:118%(約118,240ドル)
- 7年後:132%(約132,310ドル)
- 10年後:156%(約156,480ドル)
契約初期は解約控除の影響で元本割れする期間がありますが、年数が経過するにつれて着実に増加していきます。
定期支払コースの場合は、毎年定期支払金を受け取るため、積立金の増加は抑えられますが、トータルでの受取額は計画的に増やすことができます。
3.選べる3つのコースと利率の関係

積立金増加コースの特徴と利率
積立金増加コースは、定期支払金を受け取らずに積立金を増やし続けるコースです。
このコースでは積立利率に基づいて、積立金が外貨建で一生涯にわたって増加し続けます。
契約例として、米ドル10万ドルを積立利率4.16%で運用した場合、10年後には約15万6,480ドルまで増加します。
毎年受け取る定期支払金がない分、複利効果により資産を最大限に増やすことができます。
将来まとまった資金が必要な方や、相続対策として資産を残したい方に適したコースです。
積立金増加コースは3つのコースの中で最も高い積立利率が適用されます。
死亡保険金も外貨建で年々増加していくため、保障面でもメリットがあります。
ただし、契約後にコース変更はできないため、ライフプランに応じて慎重に選択する必要があります。
定期支払コースの定期支払率
定期支払コースは、契約の1年後から毎年定期的に支払金を受け取れるコースです。
定期支払金は基本保険金額と定期支払率によって算出され、一生涯にわたって受け取ることができます。
定期支払率は積立利率とほぼ同水準に設定されますが、わずかに低くなる傾向があります。
例えば、積立利率4.16%の場合、定期支払率は約4.15%程度となります。
米ドル10万ドルを契約した場合、年間約4,150ドルの定期支払金を毎年受け取ることができます。
定期支払金の受取回数は、年1回、2回、4回、6回、12回から選択可能です。
年金受給がない月に定期支払金を受け取るなど、ライフスタイルに合わせた設計ができます。
定期支払コースでは、積立金自体は増えませんが、毎年安定した収入を得られるため、セカンドライフの生活資金として活用できます。
目標設定付定期支払コースの仕組み
目標設定付定期支払コースは、円建ての目標額を設定し、達成時に円建終身保険に自動移行するコースです。
このコースでは為替リスクを軽減しながら、定期的な支払金も受け取ることができます。
目標額は契約時に円建てで設定し、積立金の円換算額が目標に達すると自動的に円建終身保険に移行されます。
定期支払率は積立利率よりも低めに設定されます。
例えば、積立利率4.5%の場合、定期支払率は3%程度となります。
500万円で契約した場合(1米ドル150円換算)、年間約15万円の定期支払金を受け取れます。
目標設定のメリットは、円高による資産減少リスクを回避できる点です。
ただし、目標を達成して円建終身保険に移行すると、定期支払金の受取は終了します。
コース別の運用シミュレーション比較
3つのコースを具体的な数値で比較してみましょう。
契約条件:米ドル10万ドル(1米ドル150円で1,500万円相当)、積立利率4.16%、契約年齢50歳男性
| コース | 10年後の積立金 | 累計受取額 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 積立金増加 | 約156,480ドル | 0ドル | 複利効果で最大限増加 |
| 定期支払 | 約100,000ドル | 約41,500ドル | 毎年安定収入 |
| 目標設定付 | 円建移行後 | 約30,000ドル | 為替リスク軽減 |
積立金増加コースは資産を最大化したい方、定期支払コースは定期的な収入が欲しい方に適しています。
目標設定付コースは為替リスクを抑えたい方向けですが、定期支払額は少なくなります。
それぞれのコースにメリット・デメリットがあるため、ご自身のライフプランや資金ニーズに応じて選択することが重要です。
一度選択したコースは変更できないため、契約前に十分検討しましょう。
4.サニー ガーデン利率のメリットとデメリット

高利率が10年間固定されるメリット
サニーガーデンEXの最大のメリットは、契約時の積立利率が10年間固定される点です。
この10年間は、市場環境がどのように変動しても当初の高利率で運用が保証されます。
通常の投資商品は市場環境によってリターンが変動し、マイナスになるリスクもあります。
しかし、サニーガーデンEXでは10年間の増え方が決まっているため、計画的な資産形成が可能です。
例えば、積立利率4.3%で契約した場合、10年後には外貨ベースで約143%に増えることが確定します。
日本の円建て保険や預金と比較すると、圧倒的に高い利率での運用が可能です。
金利が高い時期に契約すれば、その後金利が下がっても10年間は高利率が維持されます。
この安定性は、老後資金の計画や相続対策において非常に重要な要素となります。
為替リスクと利率の関係
サニーガーデンEXは外貨建て保険であるため、為替リスクを理解する必要があります。
積立利率は外貨ベースでの利率であり、円換算した場合の実際の受取額は為替レートの影響を受けます。
例えば、1米ドル145円で契約し、実質利回り4%で10年間運用した場合、満期時に1米ドル98円以下になれば円建てでマイナスになります。
逆に円安が進めば、外貨での運用益に加えて為替差益も得られる可能性があります。
為替リスクを軽減する方法として、目標設定付コースの活用があります。
このコースでは円建ての目標額を設定し、達成時に自動的に円建終身保険に移行されます。
為替スプレッドの負担も考慮する必要があります。
金融機関で通貨交換する際には為替手数料が発生し、これが実質的なコストとなります。
解約控除と市場価格調整の注意点
サニーガーデンEXを中途解約する場合、解約控除と市場価格調整により解約返戻金が減少する可能性があります。
契約から10年未満で解約または減額する場合、経過年数に応じて積立金額の1%〜10%が解約控除として差し引かれます。
具体的には、1年目は10%、2年目は9%というように、年数が経過するごとに控除率が減少していきます。
市場価格調整は、契約日以外で解約する際に適用される調整で、市場環境の変化により解約返戻金が増減します。
金利が上昇している局面では解約返戻金が減少し、金利が低下している局面では増加する仕組みです。
このため、10年間は基本的に解約せずに持ち続けることを前提に契約する必要があります。
緊急資金が必要な場合に備えて、契約前に十分な流動性資金を確保しておくことが重要です。
特に大きな金額を一時払で預ける場合は、生活資金や緊急予備資金とは別の余裕資金で契約することをおすすめします。
他の外貨建て保険や米国債との比較
サニーガーデンEXと他の金融商品を比較することで、本当に自分に適した商品かを判断できます。
米国債を直接購入する場合と比較すると、利率面では米国債の方が有利なケースが多くあります。
例えば、米国債のストリップス債(利回り税引き前4.031%、償還2033年)と比較すると、参考単価66.59で購入できます。
10年後に100になるため、実質的には約150%の増加となり、サニーガーデンEXと同等かそれ以上の運用効果が期待できます。
ただし、課税面では違いがあります。
保険は一時所得として課税され、解約時期を選べるため税負担を分散できます。
外国債券は申告分離課税20.315%が適用されるため、課税方式の違いを考慮する必要があります。
他の外貨建て保険(ジブラルタ生命、ソニー生命、マニュライフ生命など)と比較すると、サニーガーデンEXは日本の外貨建て保険の中では高い利率を提供しています。
まとめ
- サニーガーデンEXは積立利率が10年間固定される外貨建て一時払終身保険である
- 現在の積立利率は米ドルで約4%前後の水準で推移している
- 積立利率と実質利回りはほぼ同等に設定されており透明性が高い
- 3つのコース(積立金増加、定期支払、目標設定付)から選択でき、それぞれ利率が異なる
- 10年間の高利率固定は大きなメリットだが、為替リスクには注意が必要
- 契約から10年未満の解約では解約控除と市場価格調整により元本割れの可能性がある
- 米国債など他の金融商品との比較検討が重要である
- 契約後のコース変更はできないため、ライフプランに応じた慎重な選択が必要
- 余裕資金での契約が前提で、生活資金や緊急予備資金とは分けて考えるべき
サニーガーデンEXは魅力的な商品ですが、メリットとデメリットを十分理解した上で契約することが大切です。
ご自身の資産状況やライフプランに合わせて、最適な選択をしてくださいね。
関連サイト
メットライフ生命公式サイト