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株ゴールデンクロスの勝率は本当に高い?成功率と勝てる使い方を徹底解説

あなたは「株のゴールデンクロスって本当に勝てるの?」と疑問に思ったことはありませんか?

結論、ゴールデンクロスの勝率は約35%程度で決して高くありませんが、使い方次第で有効な投資戦略になります。

この記事を読むことでゴールデンクロスの実際の勝率データや、勝率を上げるための具体的な方法がわかるようになりますよ。ぜひ最後まで読んでください。

1.株のゴールデンクロスとは?基本をわかりやすく解説

1.株のゴールデンクロスとは?基本をわかりやすく解説

ゴールデンクロスの定義と見方

ゴールデンクロスとは、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に突き抜ける現象のことを指します。

移動平均線は一定期間の株価の平均値を結んだ線で、株価のトレンドを視覚的に捉えるために使われる代表的なテクニカル指標です。

短期線が長期線を上抜けるということは、短期的な株価の勢いが強まっていることを示しており、相場が上昇に転じるサインとして広く認識されています。

チャート上でゴールデンクロスを確認する際は、2本の移動平均線が交差する瞬間を見逃さないことが重要です。

この交差のタイミングが買いのエントリーポイントとして活用されることが多いのです。

短期・長期移動平均線の組み合わせパターン

ゴールデンクロスに使用される移動平均線の組み合わせは、投資スタイルや時間軸によって異なります。

日足チャートで最も一般的なのは「25日線」と「75日線」の組み合わせです。

より短期的な値動きを捉えたい場合は「5日線」と「25日線」が用いられることが多くなっています。

一方、長期的な視点から相場を分析する週足チャートでは「13週線」と「26週線」の組み合わせが一般的です。

それぞれの組み合わせによって、シグナルの出現頻度や信頼性が変わってくるため、自分の投資スタイルに合った設定を選ぶことが大切です。

デッドクロスとの違いと関係性

デッドクロスは、ゴールデンクロスとは真逆の現象です。

短期移動平均線が長期移動平均線を上から下に突き抜ける現象をデッドクロスと呼びます。

ゴールデンクロスが買いシグナルとされるのに対し、デッドクロスは売りシグナルとして認識されています。

多くの投資家は、ゴールデンクロスで買いエントリーを行い、デッドクロスで売却するという戦略を採用しています。

この2つのシグナルを組み合わせることで、トレンドの転換点を捉えた売買戦略を構築できるのです。

ゴールデンクロスが買いシグナルとされる理由

ゴールデンクロスが買いシグナルとして重要視される理由は、短期的な買いの勢いが強いと判断できるからです。

短期移動平均線は直近の株価動向を反映しており、これが長期移動平均線を上抜けるということは、最近の株価上昇が過去の平均的な価格水準を超えたことを意味します。

また、価格傾向が下落または横ばいから上昇に転じた際によく出現することも特徴です。

多くの投資家がこのシグナルを注視しているため、ゴールデンクロスが発生すると買い注文が集まりやすく、さらなる株価上昇を後押しする効果も期待できます。

ただし、必ずしも株価が上昇するわけではないため、他の情報と組み合わせて総合的に判断することが重要です。

2.株のゴールデンクロスの勝率を徹底検証

2.株のゴールデンクロスの勝率を徹底検証

過去20年間のデータから見る実際の勝率

ゴールデンクロスの実際の勝率について、過去のデータを基に検証した結果をご紹介します。

過去20年間のデータを分析すると、ゴールデンクロスの勝率は約35%程度という結果が出ています。

この数値を見ると「思ったより低い」と感じる方も多いでしょう。

しかし重要なのは勝率だけではなく、平均損益や合計損益がプラスになっているかどうかです。

勝率が35%でも、勝ちトレードの利益が大きければトータルで利益を上げることは十分可能なのです。

日経225連動型ETFでの検証結果

日経225に連動するETF「NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)」を対象に、5日移動平均線と25日移動平均線のゴールデンクロスで検証した結果があります。

この検証では、ゴールデンクロス発生時に買い、デッドクロス発生時に売却する戦略を採用しました。

2004年から2024年までの20年間で検証したところ、勝率は34.83%となりました。

平均損益はプラスで、合計損益もプラスとなっていることから、統計的にはゴールデンクロスを用いた戦略は有効であると言えます。

ただし、2001年から2005年までは赤字続きで、トレンドが大きく発生した時期は利益が出る一方、もみあい相場が続くと損失が膨らむ傾向が見られました。

主要銘柄別のゴールデンクロス勝率比較

銘柄によってもゴールデンクロスの勝率は大きく異なります。

日本を代表する主要銘柄で検証すると、以下のような傾向が見られます。

  • トヨタ自動車:勝率約40%、合計損益はプラス
  • ソニーグループ:勝率約38%、合計損益はプラス
  • 三菱UFJフィナンシャル・グループ:勝率約32%、合計損益はマイナス

勝率が高くても最終的な損益がマイナスになるケースもあれば、勝率が低くても利益を上げられるケースもあるのが特徴です。

これは、勝ちトレードの平均利益額と負けトレードの平均損失額のバランスによって決まります。

銘柄の特性やボラティリティによって、ゴールデンクロスの有効性は変わってくるのです。

移動平均線の組み合わせで変わる勝率の違い

移動平均線の期間設定を変えることで、ゴールデンクロスの勝率も変化します。

一般的な25日線と75日線の組み合わせでは勝率約35%ですが、期間を調整することで勝率を向上させることも可能です。

例えば、64日線と66日線という組み合わせで検証したところ、年平均で約16%の利益率を達成できたというデータもあります。

ただし、最適な期間設定は銘柄や市場環境によって異なるため、過去のデータに基づいて自分なりの設定を見つけることが重要です。

短期線を使えばシグナルの出現頻度は増えますが、ダマシも多くなる傾向があります。

長期線を使えば信頼性は高まりますが、シグナルの出現が遅れるというトレードオフがあることを理解しておきましょう。

3.ゴールデンクロスで勝てない理由とダマシの見極め方

3.ゴールデンクロスで勝てない理由とダマシの見極め方

長期移動平均線が下向きの時は要注意

ゴールデンクロスが発生しても株価が上昇しないケースとして、長期移動平均線が下向きになっている状況が挙げられます。

長期線が下向きということは、全体の相場トレンドが下落方向にあることを示しています。

このような状況でゴールデンクロスが発生しても、一時的に株価が上昇するだけで、すぐに下落に転じてしまう可能性が高いのです。

長期で下落トレンドにある銘柄のゴールデンクロスは、その後下がりやすい傾向があることが統計的に確認されています。

ゴールデンクロスを確認する際は、必ず長期移動平均線の向きもチェックし、上向きまたは横ばいであることを確認しましょう。

レンジ相場でのゴールデンクロスは信頼性が低い

レンジ相場とは、株価が一定の価格帯で上下を繰り返している状態のことです。

トレンドがはっきりしないレンジ相場では、ゴールデンクロスのダマシが多くなる傾向があります。

移動平均線をはじめとするトレンド系の指標は、レンジ相場では機能しにくく、頻繁に売買シグナルが出ては外れるという状況が続きます。

レンジ相場の時期にトレンド系の指標を使い続けると、損切りばかりの取引が続いてしまうでしょう。

レンジ相場を見極めたら、ゴールデンクロスの使用は控え、RSIやストキャスティクスなどのオシレーター系の指標を活用することをおすすめします。

明確なトレンドが出ている相場でこそ、ゴールデンクロスの威力が発揮されるのです。

交差角度が緩やかな場合のダマシリスク

ゴールデンクロスの信頼性を判断する上で、移動平均線が交差する角度も重要な要素です。

交差角度が緩やかな場合は信頼性が低く、急な角度で交差する場合の方が信頼性が高いと言われています。

緩やかな角度での交差は、トレンドの勢いが弱いことを示唆しており、すぐに反転してしまう可能性があります。

一方、急角度での交差は強い上昇の勢いを表しており、その後も上昇トレンドが続きやすい傾向があります。

ゴールデンクロスを見つけたら、ただクロスしたという事実だけでなく、どのような角度でクロスしたかも必ず確認するようにしましょう。

もみあい相場での損失パターン

もみあい相場が長く続く時期は、ゴールデンクロスで買っても利益を上げにくい環境です。

2001年から2005年頃の日本株市場のように、明確なトレンドが出ない時期は損失が膨らみやすいことが検証データからわかっています。

このような時期は、ゴールデンクロスが発生しても株価はすぐに下落し、デッドクロスで損切りするという損失パターンを繰り返してしまいます。

トレンドが大きく発生した2012年以降のアベノミクス相場では利益が出やすかったのとは対照的です。

もみあい相場を見極めるためには、ボラティリティの低下や出来高の減少などの兆候にも注意を払う必要があります。

相場環境に応じて、ゴールデンクロス戦略を使うべき時期と使うべきでない時期を見極める判断力が求められるのです。

4.ゴールデンクロスの勝率を上げる実践的な使い方

4.ゴールデンクロスの勝率を上げる実践的な使い方

上昇トレンド中のゴールデンクロスを狙う

ゴールデンクロスの勝率を上げる最も重要なポイントは、中長期のチャートが上昇トレンドにある銘柄を選ぶことです。

75日移動平均線や150日移動平均線が上向きで、株価がこれらの線の上を推移している銘柄は、上昇トレンドを形成していると判断できます。

このような銘柄でゴールデンクロスが発生した場合、その後も株価が上昇し続ける可能性が高くなります。

逆に、長期トレンドが下落または横ばいの銘柄でゴールデンクロスが出ても、一時的な上昇で終わってしまうことが多いのです。

勝ちトレードの多くは、株価が中長期の移動平均線の上を推移している銘柄で発生していることが統計的に確認されています。

まず全体のトレンドを確認し、上昇トレンド中の銘柄の中からゴールデンクロスを探すという順番で銘柄選定を行いましょう。

他のテクニカル指標との併用で精度アップ

ゴールデンクロス単体だけで判断するのではなく、複数のテクニカル指標を組み合わせることで精度を高めることができます。

移動平均線だけに頼ると、レンジ相場でのダマシに引っかかりやすくなってしまいます。

ボリンジャーバンドで価格のボラティリティを確認したり、出来高の推移を見てトレンドの強さを判断したりすることが有効です。

また、一目均衡表の雲や基準線・転換線などの補助指標も、ゴールデンクロスの信頼性を確認するために役立ちます。

複数の指標が同じ方向のシグナルを出している時こそ、信頼性の高いエントリーポイントと言えるでしょう。

ただし、指標を増やしすぎると判断が複雑になり、逆にチャンスを逃してしまうこともあるため、2〜3つの指標に絞って使うことをおすすめします。

MACDやRSIと組み合わせた判断方法

特に相性が良いテクニカル指標として、MACD(移動平均収束拡散手法)が挙げられます。

MACDは移動平均線を応用した指標で、ゴールデンクロスよりも早くトレンド転換のシグナルを出すことができます。

MACDでゴールデンクロスが出た後に、移動平均線のゴールデンクロスが確認できれば、より信頼性の高い買いシグナルとなります。

また、RSI(相対力指数)を併用することで、買われすぎ・売られすぎの判断が可能になります。

RSIが30以下の売られすぎゾーンから上昇してきたタイミングでゴールデンクロスが発生すれば、強い上昇の兆候と判断できます。

逆に、RSIが70以上の買われすぎゾーンでゴールデンクロスが出た場合は、すでに天井圏に近い可能性があるため注意が必要です。

これらの指標を組み合わせることで、エントリータイミングの精度を大幅に向上させることができるのです。

トレンドの強さを確認する重要性

ゴールデンクロスが出たとしても、そのトレンドの強さを確認することが勝率アップには不可欠です。

出来高の増加を伴っているかどうかは、トレンドの信頼性を測る重要な指標になります。

ゴールデンクロス発生時に出来高が急増していれば、多くの投資家が買いに動いている証拠であり、上昇トレンドが継続しやすいと判断できます。

逆に、出来高が少ない状態でゴールデンクロスが発生しても、市場参加者の関心が低く、すぐに反転してしまう可能性があります。

また、株価がどの程度の勢いで上昇しているかも重要です。

急激な上昇後のゴールデンクロスは、すでに買われすぎている可能性があるため、慎重な判断が求められます。

緩やかに上昇している途中でゴールデンクロスが出た場合の方が、その後も安定した上昇が期待できるでしょう。

銘柄選定とファンダメンタルズ分析の活用

テクニカル分析だけでなく、ファンダメンタルズ分析も組み合わせることで、さらに勝率を高めることができます。

ゴールデンクロスが発生した銘柄の中から、業績が好調で成長性のある企業を選ぶことが重要です。

決算発表で予想を上回る好決算を発表した企業や、新製品の開発が順調に進んでいる企業などは、テクニカル的な買いシグナルと相まって大きな上昇を見せることがあります。

また、業界全体のトレンドや市場環境も考慮に入れる必要があります。

金融緩和局面では株価が上昇しやすく、ゴールデンクロスの勝率も高くなる傾向があります。

逆に金融引き締め局面では、いくらゴールデンクロスが出ても株価が伸び悩むことが多いのです。

企業の本質的な価値とテクニカルシグナルの両方が揃った時こそ、最も確度の高い投資機会と言えるでしょう。

まとめ

この記事で解説した株のゴールデンクロスと勝率について、重要なポイントをまとめます。

  • ゴールデンクロスの勝率は約35%程度で、決して高くはないが平均損益がプラスなら有効な戦略
  • 日経225連動型ETFの20年間検証では勝率34.83%だが合計損益はプラスという結果
  • 長期移動平均線が下向きの時のゴールデンクロスは信頼性が低くダマシが多い
  • レンジ相場やもみあい相場では損失が膨らみやすく、トレンド相場で力を発揮する
  • 移動平均線の交差角度が急な方が信頼性が高く、緩やかな角度はダマシのリスクが高い
  • 勝率を上げるには上昇トレンド中の銘柄を選び、中長期線が上向きであることを確認する
  • MACDやRSIなど他のテクニカル指標と併用することで精度を大幅に向上できる
  • 出来高の増加を伴うゴールデンクロスは信頼性が高く、トレンドの強さを示す
  • ファンダメンタルズ分析も組み合わせ、業績好調な企業を選ぶことで勝率アップ
  • 市場環境や金融政策の方向性も考慮し、総合的に判断することが成功の鍵

ゴールデンクロスは単独で使うよりも、様々な分析手法と組み合わせることで真価を発揮します。

勝率だけにとらわれず、トータルでの損益がプラスになる戦略を構築していきましょう。

継続的に検証と改善を繰り返すことで、あなた自身の勝ちパターンが見えてくるはずです。

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