あなたは「指定校推薦っていつ決まるの?」「どのタイミングで準備すればいいの?」と思ったことはありませんか?結論、指定校推薦は6月の募集発表から12月の合格発表まで、約半年間のスケジュールで進みます。この記事を読むことで指定校推薦の具体的な時期とやるべきことがわかるようになりますよ。ぜひ最後まで読んでください。
Contents
1.指定校推薦の基本的な流れ - いつ決まるかを理解しよう

指定校推薦は一般入試よりも早いスケジュールで進行するため、事前に流れを把握しておくことが重要です。
大学から高校への推薦枠の提供から合格発表まで、約半年間のプロセスを経て決定されます。
指定校推薦の募集発表はいつ決まる?(6月~8月)
指定校推薦の募集発表は、一般的に6月から8月にかけて行われます。
各高校の進路指導室や掲示板で、大学から送られてきた指定校推薦の一覧が公開されます。
この時期に発表される内容には以下のような情報が含まれます:
- 推薦可能な大学・学部・学科名
- 推薦人数(通常1~3名程度)
- 出願条件(評定平均など)
- 募集締切日
重要なのは、この発表を待つのではなく、事前に担任の先生や進路指導の先生に相談しておくことです。
過去の実績から、どの大学の指定校推薦枠があるかを予測することができるため、早めの情報収集が合格への近道となります。
校内選考の期間はいつ?(7月~10月)
校内選考は7月から10月にかけて実施され、多くの高校では9月までに結果が決定します。
校内選考では、同じ大学・学部を希望する生徒の中から推薦者を選抜します。
選考基準は以下の要素が総合的に評価されます:
- 評定平均(最も重要な要素)
- 出席状況(欠席・遅刻・早退の日数)
- 部活動や生徒会活動の実績
- 志望動機の明確性
- 生活態度全般
校内選考の結果は、通常9月から10月初旬に個別に通知されます。
この時期は夏休み明けから文化祭シーズンと重なることが多く、慌ただしい中での選考となるため、早めの準備が必要です。
大学への出願時期はいつ?(10月~11月)
校内選考を通過した生徒は、10月から11月にかけて大学への出願手続きを行います。
出願には以下の書類が必要になることが一般的です:
- 入学願書
- 調査書(高校が作成)
- 志望理由書
- 推薦書(校長名で作成)
- 写真
- 受験料の振込証明書
出願期間は大学によって異なりますが、11月1日以降に設定されることが多いです。
書類に不備があると受験資格を失う可能性があるため、担任の先生と連携して慎重に準備を進めることが重要です。
また、この時期から面接や小論文の対策も本格的に開始する必要があります。
試験・面接の実施時期はいつ?(11月~12月)
指定校推薦の試験や面接は、11月から12月にかけて実施されます。
試験内容は大学によって異なりますが、一般的には以下のような形式で行われます:
- 面接(個人面接または集団面接)
- 小論文
- 志望理由書の内容確認
- 基礎学力テスト(一部の大学のみ)
面接では、志望動機や高校生活での取り組み、将来の目標などが重点的に質問されます。
指定校推薦の場合、校内選考を通過した時点で合格の可能性が非常に高くなりますが、面接での印象が悪いと稀に不合格になることもあるため、十分な準備が必要です。
試験から合格発表までの期間は比較的短く、多くの場合1~2週間程度で結果が通知されます。
合格発表はいつ決まる?(12月頃)
指定校推薦の合格発表は、12月頃に行われることが一般的です。
発表方法は大学によって異なりますが、以下のような方法で通知されます:
- 大学の入試サイトでの発表
- 郵送による合格通知書の送付
- 高校を通じての通知
合格発表後は、入学手続きの期限が比較的短く設定されているため、迅速な対応が必要です。
入学手続きには入学金の納付や必要書類の提出が含まれ、通常は合格発表から1~2週間以内に完了する必要があります。
この時期は一般入試の受験生が本格的な受験勉強を始める時期でもあるため、指定校推薦で合格した生徒は心理的な余裕を持って入学準備に取り組むことができるメリットがあります。
2.指定校推薦の校内選考で決まる重要ポイント

校内選考は指定校推薦の最大の難関であり、ここで決まる要素を理解することが合格への鍵となります。
評定平均はいつの成績が対象になる?
評定平均は、高校1年生から3年生1学期までの全科目の成績が対象となります。
具体的には以下の期間の成績が評価されます:
- 高校1年生:1学期、2学期、3学期すべて
- 高校2年生:1学期、2学期、3学期すべて
- 高校3年生:1学期のみ
評定平均の計算方法は、全科目の評定(5段階評価)を合計し、科目数で割った数値です。
例えば、総合評定が430点で科目数が100科目の場合、評定平均は4.3となります。
指定校推薦で求められる評定平均は、難関大学では4.3以上、中堅大学では4.0以上が目安とされています。
重要なのは、3年生の2学期以降の成績は反映されないため、1学期までに必要な評定平均を確保する必要があることです。
出席日数・遅刻・早退はいつから計算される?
出席日数、遅刻、早退の記録は高校1年生から3年生1学期までの全期間が対象となります。
校内選考では、以下の基準が一般的に設けられています:
- 3年間の合計欠席日数:10日以内
- 遅刻・早退の回数:各5回以内
- 無断欠席:原則として0回
特に無断欠席や頻繁な遅刻は、指定校推薦の校内選考で大きなマイナス要素となります。
体調不良や家庭の事情による欠席は考慮されますが、それでも最小限に抑えることが重要です。
出席状況が良好な生徒は、評定平均が同じ場合でも校内選考で有利になる傾向があります。
これは、大学側が「責任感があり、継続して学習に取り組める学生」を求めているためです。
部活動や生徒会活動の評価対象期間
部活動や生徒会活動の評価は、高校3年間の継続的な取り組みが重視されます。
特に評価されるのは以下のような活動です:
- 部活動での継続的な参加と成果
- 生徒会役員としての責任ある活動
- 学校行事での積極的な参加
- ボランティア活動や地域貢献活動
重要なのは、活動の「継続性」と「リーダーシップ」です。
短期間の活動よりも、3年間継続して取り組んだ活動の方が高く評価されます。
また、部長や副部長、生徒会役員などの役職に就いた経験は、リーダーシップ能力の証明として高く評価されます。
成績だけでなく、人物面での評価も校内選考では重要な要素となるため、バランスの取れた高校生活を送ることが大切です。
校内選考の結果通知はいつ?
校内選考の結果は、通常9月下旬から10月上旬に個別に通知されます。
通知方法は高校によって異なりますが、一般的には以下の方法で行われます:
- 担任の先生からの個別面談
- 進路指導室での呼び出し
- 書面による通知
結果通知では、選考を通過した場合は今後の手続きについて詳しい説明があります。
一方、選考を通過しなかった場合は、今後の進路について改めて相談する機会が設けられます。
校内選考の結果が出てから大学への出願まで時間が限られているため、事前準備が重要です。
通過した場合は志望理由書の最終確認や面接練習、通過しなかった場合は公募推薦や一般入試への切り替えなど、迅速な対応が求められます。
3.指定校推薦の合格発表から入学までの準備スケジュール

合格発表後から入学までの期間は、入学準備の重要な時期です。
この期間の過ごし方が、大学生活のスタートを左右します。
合格通知の受け取り方法と時期
合格通知は12月上旬から中旬にかけて、大学によって異なる方法で発表されます。
主な通知方法は以下の通りです:
- Web発表:大学の入試サイトで受験番号を入力して確認
- 郵送通知:合格通知書が自宅に送付される
- 高校経由:高校の進路指導室を通じて通知
Web発表の場合は、発表日の午前10時頃から閲覧可能になることが多いです。
郵送の場合は、発表日から2~3日後に到着することが一般的です。
合格通知書には、入学手続きに必要な書類や期限が記載されているため、受け取り次第すぐに内容を確認することが重要です。
また、合格の喜びを家族や担任の先生と共有することも大切な時間です。
入学手続きの期限はいつまで?
入学手続きの期限は、合格発表から約1~2週間以内に設定されることが一般的です。
手続きに必要な主な項目は以下の通りです:
- 入学金の納付(通常20~30万円)
- 前期授業料の納付(大学によって異なる)
- 入学手続書類の提出
- 住所や連絡先の届出
- 健康診断書の提出(後日でも可)
入学金は原則として返還されないため、確実に入学する意思を固めてから手続きを行うことが重要です。
手続きが期限内に完了しない場合、合格が取り消される可能性があるため、書類の準備は事前に進めておくことをお勧めします。
銀行振込での納付が一般的なため、年末年始の金融機関の休業日も考慮してスケジュールを組む必要があります。
入学前課題の配布時期と内容
入学前課題は、入学手続き完了後の1月から2月にかけて配布されることが多いです。
課題の内容は学部によって異なりますが、一般的には以下のようなものが出題されます:
- 文系学部:指定図書の読書感想文、小論文、英語の基礎学習
- 理系学部:数学・物理・化学の基礎問題集、実験レポート
- 医療系学部:解剖学や生理学の基礎学習、倫理に関する小論文
入学前課題の目的は、一般入試で入学する学生との学力差を埋めることです。
指定校推薦で入学する学生は、一般入試組に比べて受験勉強の期間が短いため、基礎学力の定着を図る意味があります。
課題は入学後の最初の授業で提出や発表が求められることが多いため、計画的に取り組むことが大切です。
また、この課題への取り組み姿勢が、大学での学習態度の基盤となります。
入学までの準備期間の過ごし方
合格決定から入学までの約3か月間は、大学生活への準備期間として有効活用しましょう。
この期間におすすめの過ごし方は以下の通りです:
- 学習面:入学前課題への取り組み、基礎学力の向上
- 生活面:一人暮らしの準備(該当者のみ)、アルバイト経験
- 人間関係:大学の同級生との交流、SNSでの情報収集
- 趣味・特技:読書、資格取得、趣味の深化
特に重要なのは、継続的な学習習慣を維持することです。
受験勉強から解放された安心感から学習をやめてしまうと、入学後の授業についていけなくなる可能性があります。
また、この期間は自分の将来について深く考える貴重な時間でもあります。
大学で何を学び、将来どのような道に進みたいかを具体的に描くことで、充実した大学生活を送ることができます。
4.【体験談】実際の指定校推薦スケジュール事例

実際の指定校推薦のスケジュールを具体的な事例で見てみましょう。
大学のレベルや地域によって若干の違いがありますが、基本的な流れは共通しています。
早稲田大学の指定校推薦スケジュール実例
早稲田大学の指定校推薦は、他の私立大学と比較して若干スケジュールが早めに設定されています。
具体的なスケジュールは以下の通りです:
| 時期 | 内容 | 詳細 |
|---|---|---|
| 7月中旬 | 推薦依頼文書送付 | 指定校へ募集要項を送付 |
| 8月上旬 | 校内募集開始 | 各高校で募集要項を公開 |
| 9月下旬 | 校内選考結果 | 推薦者決定 |
| 11月上旬 | 出願期間 | 大学への出願手続き |
| 11月下旬 | 選考実施 | 面接・小論文等 |
| 12月上旬 | 合格発表 | Web発表 |
早稲田大学の特徴として、入学手続きの一環で大学入学共通テストの受験が必須となっています。
これは英語、国語、数学の3科目で、入学手続き時に受験票等の提出が求められます。
また、学部によって推薦基準や選考方法が異なるため、事前に詳細を確認することが重要です。
MARCH・関関同立の指定校推薦時期パターン
MARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)や関関同立(関西・関西学院・同志社・立命館)の指定校推薦は、比較的標準的なスケジュールで進行します。
一般的なスケジュールパターンは以下の通りです:
【6月~8月】募集要項発表期間
- 6月下旬:募集要項の高校への送付開始
- 7月上旬:各高校での募集要項公開
- 8月末:校内応募締切
【9月~10月】校内選考期間
- 9月上旬:校内選考開始
- 9月下旬:校内選考結果発表
- 10月上旬:推薦者決定
【11月】出願・選考期間
- 11月1日以降:大学への出願開始
- 11月中旬~下旬:面接・小論文実施
【12月】合格発表・入学手続き
- 12月上旬:合格発表
- 12月中旬:入学手続き締切
これらの大学では、評定平均4.0以上が一般的な出願条件となっています。
地方私立大学の指定校推薦スケジュール
地方私立大学の指定校推薦は、都市部の大学と比較して若干スケジュールが遅めに設定される傾向があります。
地方私立大学の特徴的なスケジュールは以下の通りです:
- 募集要項発表:7月~9月(都市部より1か月程度遅い)
- 校内選考:9月~11月(比較的ゆとりのあるスケジュール)
- 出願・選考:11月~12月(年内に完了)
- 合格発表:12月中旬~下旬(年内最終発表)
地方私立大学の指定校推薦の特徴として、以下の点が挙げられます:
- 評定平均の基準が3.5~4.0と比較的緩やか
- 地域貢献への意欲が重視される
- 面接での地域愛や将来の地域貢献についての質問が多い
- 入学前課題が実践的で地域に関連した内容になることが多い
また、地方私立大学では2次募集を行うことも多く、第1次募集で不合格になった場合でも再チャレンジの機会があります。
指定校推薦に落ちた場合の対処法と次のステップ
指定校推薦で不合格になった場合でも、まだ多くの選択肢が残されています。
校内選考で落ちた場合と大学の選考で落ちた場合、それぞれの対処法を説明します。
【校内選考で落ちた場合の対処法】
-
公募推薦への切り替え
- 同じ大学の公募推薦に出願する
- 他大学の公募推薦を検討する
- 11月の出願に向けて準備を進める
-
総合型選抜の活用
- 12月まで出願可能な総合型選抜を探す
- 志望理由書や面接対策を強化する
-
一般入試への準備
- 共通テストの出願(10月締切)
- 私立大学の一般入試対策開始
- 予備校や塾での集中学習
【大学の選考で落ちた場合の対処法】
大学の選考で落ちるケースは稀ですが、以下の対応が必要です:
- 即座に一般入試への切り替え
- 併願校の検討と出願準備
- メンタルケアとモチベーション維持
重要なのは、不合格になっても諦めずに次のステップに進むことです。
指定校推薦で不合格になった経験は、一般入試に向けた強いモチベーションとなり、最終的により良い結果につながることも多くあります。
まとめ
この記事では、指定校推薦がいつ決まるかについて詳しく解説しました。重要なポイントをまとめると以下の通りです:
- 指定校推薦の募集発表は6月~8月、校内選考は7月~10月、合格発表は12月頃に行われる
- 校内選考では評定平均、出席状況、部活動実績が総合的に評価される
- 評定平均は高校1年生から3年生1学期までの全科目の成績が対象となる
- 合格発表後は1~2週間以内に入学手続きを完了する必要がある
- 入学前課題は1月~2月に配布され、一般入試組との学力差を埋める目的がある
- 早稲田大学は他大学より早いスケジュール、地方私立大学は若干遅めのスケジュールが一般的
- 校内選考で落ちても公募推薦や一般入試など他の選択肢がある
- 指定校推薦は専願制のため、合格したら必ず入学する必要がある
指定校推薦は計画的な準備と継続的な努力が求められる入試制度です。この記事で紹介したスケジュールを参考に、早めの準備を心がけて志望校合格を目指してください。あなたの努力が実を結び、素晴らしい大学生活を送ることができるよう応援しています。