あなたは「私はロボットではありません」のチェックボックスを何度も押しているのに、次のページに進めないと困ったことはありませんか?結論、この無限ループ問題は主にブラウザやスマホの設定が原因で発生しています。この記事を読むことで、デバイス別の具体的な解決方法や原因がわかるようになりますよ。ぜひ最後まで読んでください。
Contents
1.「私はロボットではありません」無限ループとは何か

reCAPTCHA認証システムの基本的な仕組み
「私はロボットではありません」という表示は、Googleが提供するreCAPTCHA(リキャプチャ)認証システムです。
このシステムは、Webサイトへのアクセスが人間によるものか、自動プログラム(ボット)によるものかを判別するために開発されました。
主な目的はスパム対策であり、不正なログイン試行や大量の自動送信を防ぐ役割を果たしています。
認証方法には、チェックボックスをクリックするタイプ(reCAPTCHA v2)と、バックグラウンドで自動判定するタイプ(reCAPTCHA v3)があります。
多くのWebサイトでは、問い合わせフォームやログインページにこのシステムが導入されており、セキュリティ強化に貢献しています。
無限ループが起こる症状と特徴
無限ループの症状は、「私はロボットではありません」のチェックボックスを何度クリックしても次のページに進めない状態を指します。
画像選択の認証を正しく完了しても、再び同じ認証画面が表示される「ぐるぐる」状態も含まれます。
特にiPhoneのSafariブラウザでこの問題が多発しており、Googleカレンダーが埋め込まれたページでよく発生します。
症状が出ると、予約フォームへのアクセスやログイン作業が完了できず、大きなストレスとなります。
一部のユーザーからは「終わらない」「無限に続く」といった表現で、知恵袋などの質問サイトにも多数の相談が寄せられています。
なぜこの問題が発生するのか
この問題が発生する最大の理由は、ブラウザのプライバシー保護機能とreCAPTCHAの仕組みが衝突するためです。
特にiOS15以降のSafariでは、「サイト越えトラッキングを防ぐ」機能がデフォルトでオンになっています。
この機能により、異なるWebサイト間でCookie(クッキー)が共有されなくなり、reCAPTCHAが正常に動作しません。
認証システムは過去のアクセス履歴やCookieを参照して人間かボットかを判定するため、Cookieが保存されないと毎回初めてのユーザーとして認識されます。
その結果、何度認証を試みても「不審なアクセス」と判断され、無限ループに陥ってしまうのです。
2.「私はロボットではありません」無限ループの主な原因

iPhoneのSafari設定「サイト越えトラッキングを防ぐ」が原因
最も多い原因が、iPhoneのSafariブラウザに搭載された「サイト越えトラッキングを防ぐ」機能です。
Appleはユーザーのプライバシー保護を重視しており、iOS15以降でこの機能を標準でオンにしています。
この設定がオンになっていると、複数のドメイン間でCookieが共有されず、Googleカレンダーなどの埋め込みコンテンツが正常に表示されません。
reCAPTCHA認証も複数ドメインでのCookie共有を必要とするため、この機能によってブロックされてしまいます。
特に2023年10月頃からiPhoneユーザーの間で「私はロボットではありません」が繰り返し表示される問題が急増しました。
ブラウザのキャッシュとCookieの問題
ブラウザに蓄積された古いキャッシュデータや破損したCookieも、無限ループの原因となります。
キャッシュとは、一度アクセスしたWebページの情報をブラウザに保存しておく機能ですが、データが古くなると不具合を起こします。
特にreCAPTCHAは認証情報をCookieに保存するため、Cookieが破損していると正常に認証が完了しません。
ブラウザの設定変更や長期間の使用によって、これらのデータが蓄積し問題を引き起こすケースが多くあります。
定期的なキャッシュとCookieのクリアが、この問題の予防にもつながります。
VPN利用による共有IPアドレスの影響
VPN(仮想プライベートネットワーク)を使用している場合、無限ループが発生しやすくなります。
VPNは複数のユーザーが同じIPアドレスを共有する仕組みのため、そのIPアドレスから大量のアクセスがあるように見えます。
reCAPTCHAは1つのIPアドレスから異常に多いアクセスを検出すると、ボットの可能性があると判断します。
その結果、何度認証を試みても「不審なアクセス」として扱われ、認証画面が繰り返し表示されます。
VPN接続中にこの問題が発生した場合は、VPNを一時的に切断するか、別のサーバーに接続することで解決できる可能性があります。
キャリアの安心フィルターによるブロック
ドコモ、au、ソフトバンクなどのキャリアが提供する「あんしんフィルター」や「安心フィルター」が原因のケースもあります。
これらのフィルターは、子どものスマホ利用を制限するためのセキュリティ機能です。
しかし、セキュリティを強化するあまり、reCAPTCHAなどの認証システムの通信をブロックしてしまうことがあります。
特に画像認証の通信が遮断されると、認証が正常に完了せず無限ループに陥ります。
フィルター設定でreCAPTCHAのドメインを許可リストに追加することで、この問題を解決できます。
ブラウザ拡張機能や広告ブロッカーの干渉
ブラウザに追加した拡張機能(アドオン)、特に広告ブロッカーがreCAPTCHAの動作を妨げる場合があります。
広告ブロッカーは、Webページのソースコードをフィルタリングして不要な要素を非表示にする仕組みです。
この過程で、reCAPTCHAのスクリプトまでブロックしてしまい、認証画面が正常に機能しなくなります。
また、セキュリティ強化系の拡張機能も、Cookieやスクリプトの実行を制限するため同様の問題を引き起こします。
拡張機能を一時的に無効化して認証を試すことで、原因が特定できます。
3.デバイス別の解決方法【すぐに試せる対処法】

iPhoneでの対処法①「サイト越えトラッキング」をオフにする
iPhoneで最も効果的な解決方法は、「サイト越えトラッキングを防ぐ」機能をオフにすることです。
以下の手順で設定を変更できます。
- iPhoneの「設定」アプリを開く
- 下にスクロールして「Safari」をタップ
- 「プライバシーとセキュリティ」セクションを探す
- 「サイト越えトラッキングを防ぐ」のスイッチをオフ(グレー)にする
この設定をオフにすることで、Cookieの共有が可能になり、reCAPTCHA認証が正常に動作するようになります。
ただし、プライバシー保護のレベルは若干下がるため、認証完了後に再度オンに戻すことも検討してください。
iPhoneでの対処法②SafariのキャッシュとCookieを削除する
SafariブラウザのキャッシュとCookieをクリアすることで、蓄積された古いデータをリセットできます。
以下の手順で削除を実行します。
- iPhoneの「設定」アプリを開く
- 「Safari」をタップ
- 下にスクロールして「履歴とWebサイトデータを消去」をタップ
- 確認画面で「履歴とデータを消去」をタップ
この操作により、保存されているログイン情報や閲覧履歴も削除されるため注意が必要です。
キャッシュクリア後は、ブラウザを再起動してから再度アクセスすることで、無限ループが解消される可能性が高まります。
iPhoneでの対処法③JavaScriptの有効化を確認する
reCAPTCHAの動作にはJavaScriptの有効化が必須です。
以下の手順でJavaScriptがオンになっているか確認してください。
- iPhoneの「設定」アプリを開く
- 「Safari」をタップ
- 下にスクロールして「詳細」をタップ
- 「JavaScript」のスイッチがオン(緑色)になっているか確認
もしオフになっている場合は、スイッチをタップしてオンにしてください。
JavaScriptが無効だと、認証画面そのものが表示されないか、表示されても機能しません。
Androidスマホでの対処法
Androidスマホでも、ブラウザのキャッシュとCookieの削除が最も効果的です。
Google Chromeを使用している場合の手順は以下の通りです。
- Chromeアプリを開く
- 右上の「︙」(メニュー)をタップ
- 「履歴」→「閲覧履歴データの削除」をタップ
- 「Cookieとサイトデータ」「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れる
- 期間を「全期間」に設定して「データを削除」をタップ
また、Androidでも広告ブロッカーアプリが原因になっているケースがあります。
一時的にブロッカーアプリを無効化して、認証が通るか確認してみてください。
パソコン(Windows・Mac)での対処法
パソコンでの対処法も、基本的にはブラウザのキャッシュとCookieのクリアです。
Google Chromeの場合の手順は以下の通りです。
- ブラウザ右上の「︙」(メニュー)をクリック
- 「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「閲覧履歴データの削除」をクリック
- 「Cookieと他のサイトデータ」「キャッシュされた画像とファイル」にチェック
- 期間を「全期間」に設定して「データを削除」をクリック
Macのデバイス時刻設定が正確かどうかも確認してください。
時刻がずれていると、認証システムのセキュリティチェックに引っかかり、無限ループが発生する場合があります。
4.その他の効果的な解決策

キャリアの安心フィルター設定を見直す
キャリアが提供する安心フィルターが原因の場合は、設定の見直しが必要です。
各キャリアの管理画面やアプリから、フィルター設定にアクセスできます。
reCAPTCHAに関連するGoogleのドメイン(google.com、recaptcha.net)を許可リストに追加してください。
または、フィルターレベルを一時的に「低」に変更することで、認証がスムーズに通るようになります。
フィルター設定の変更には、保護者の承認や暗証番号が必要な場合があるため、事前に確認しておきましょう。
ブラウザ拡張機能を一時的に無効化する
ブラウザ拡張機能(アドオン)が原因と考えられる場合は、一時的に無効化して確認します。
Google Chromeでの手順は以下の通りです。
- ブラウザ右上の「︙」(メニュー)をクリック
- 「拡張機能」→「拡張機能を管理」をクリック
- インストールされている拡張機能のスイッチをオフにする
特に広告ブロッカーやプライバシー保護系の拡張機能を無効化してみてください。
認証が成功したら、拡張機能を1つずつ有効化して、どれが原因か特定することができます。
VPN接続を切断または別サーバーに変更する
VPNを使用している場合は、一時的に接続を切断してから認証を試してみてください。
VPNを切断したくない場合は、別の国や地域のサーバーに切り替えることも有効です。
特に、利用者が少ないサーバーに接続することで、共有IPアドレスからのアクセス数が減り、認証が通りやすくなります。
一部のVPNサービスでは専用IPアドレスオプションが提供されており、これを利用すれば根本的に問題を解決できます。
認証完了後に再度VPNに接続すれば、プライバシーも保護されます。
シークレットモードや高速リロードを避ける
ブラウザのシークレットモード(プライベートブラウジング)を使用していると、認証がうまくいかない場合があります。
シークレットモードでは、Cookieやキャッシュが保存されないため、reCAPTCHAが正常に動作しません。
通常のブラウジングモードに切り替えてから、再度アクセスしてみてください。
また、ページを何度も高速でリロード(更新)すると、ボットのような動きと判定される可能性があります。
認証画面が表示されたら、落ち着いて1回ずつ丁寧に操作することが重要です。
デバイスの時刻設定を確認する
スマホやパソコンの時刻設定が正確でないと、認証システムのセキュリティチェックに失敗します。
reCAPTCHAは、サーバーとデバイスの時刻を照合してセキュリティを確保しています。
時刻が数分以上ずれていると、「不正なアクセス」として判断され、認証が通らなくなります。
iPhoneの場合は「設定」→「一般」→「日付と時刻」から、「自動設定」をオンにしてください。
Androidやパソコンでも同様に、システム設定から時刻の自動設定を有効にすることをおすすめします。
まとめ
この記事で解説した「私はロボットではありません」無限ループの対処法をまとめます。
- 無限ループは主にブラウザのプライバシー保護機能とreCAPTCHA認証の衝突が原因
- iPhoneでは「サイト越えトラッキングを防ぐ」設定をオフにすることが最も効果的
- ブラウザのキャッシュとCookieを削除することで多くの問題が解決する
- VPN使用時は接続を切断するか別サーバーに変更すると改善される
- キャリアの安心フィルター設定がreCAPTCHAをブロックしている場合がある
- 広告ブロッカーなどのブラウザ拡張機能を一時的に無効化してみる
- JavaScriptが無効になっていないか確認する
- デバイスの時刻設定が正確かどうかをチェックする
- シークレットモードや高速リロードは認証エラーの原因になる
- 問題解決後は必要に応じてプライバシー設定を元に戻す
これらの対処法を順番に試していけば、ほとんどの「私はロボットではありません」無限ループ問題は解決できます。まずは使用しているデバイスに合った方法から試してみてください。快適なWebブラウジングを取り戻しましょう。
関連サイト:
Google Search Central(旧Webmaster Central) - https://developers.google.com/search